プロフィール

近衞 剛大 - ヴィオリスト
アムステルダム音楽院で今井信子、フランシアン・シャットボーンに師事。4歳よりコーシェ・ヴィゼンベーク女史のもとでヴァイオリンを始める。 
2023年、2018年ARD国際音楽コンクール第3位。2023年カピバラ・ピアノ四重奏団との大阪室内楽コンクール第1位、2022年オスカー・ネドバル・コンクール第1位、2020年ヨハネス・ブラームス・コンクール第1位、2017年アムステルダム全国ヴィオラコンクール第1位。また、2018年第4回東京国際ヴィオラコンクールではファイナリストとなり、サントリー芸術財団賞を受賞。2024年アムステルダム運河フェスティバルにてグランプリ・プライズを受賞、同フェスティバル2025 アーティスト・イン・レジデンスのタイトルを獲得。
ソリスト、室内楽奏者として国際的な演奏活動を行っている。オーケストラとの共演は、BR交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン交響楽団、ナポリ・カゼルタ室内管弦楽団など。
双子の姉であり、ヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者でもある近衞麻由との共演も多い。アムステルダムのキンダー・プリンセングラハト・コンサート、コンセルトヘボウ・アムステルダム、ブラジルのジョアン・ペソアで開催されたムジカ・クラシカ国際音楽祭など、共演は多岐にわたる。2015年のプリンセス・クリスティーナ・コンクールで優勝し、その後ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団とシンフォニエッタ・ロッテルダムとモーツァルトのシンフォニア・コンチェルタンテを共演した。故メナヘム・プレスラーのマスタークラスでルーカス・ユッセンとシューマンのピアノ五重奏曲を、ルーベンス弦楽四重奏団とドヴォルザークの弦楽五重奏曲を共演。ニノ・グヴェタッツェ、パオロ・ジャコメッティなど世界的に著名なピアニストとの共演も多い。
2018年から2022年まで毎年ジュネーブで開催される小澤征爾国際アカデミーに参加。現在はベルリン・フィル - カラヤン・アカデミーに在籍中。
使用楽器は、1991年にロジャー・ハーグレイヴによって製作されたカルロ・ベルゴンツィ・ヴィオラのコピー。